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うつになって分かったこと② 「自己決定」をたたけば、人を「うつ」にできます

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fernando zhiminaicelaによるPixabayからの画像

 

ご訪問、ありがとうございます。

 

 

夏はカレーでしょ!

 

ということで、

 

カレーを食べ過ぎて、若干お腹の調子が悪い、

 

サブスリー&パパドクターです。

 

 

僕の経歴などは、次の記事をご参照ください。

 

yoshiho182.hatenadiary.org

 

 

「今のやっていることに、どうしてもやりがいを感じられないな・・・」

 

 

こんなお悩みに、

 

不本意な異動をきっかけに「うつ」を発症した僕が、

 

自らの経験をふまえて、お答えします。

 

 

結論から述べます。

 

 

「やりがいを感じないこと=自分の本心以外で決めたこと」

 

 

ということです。

 

            <目次>

 「やりがい」ってそもそもなんだ?

 

 

みなさんは、仕事や趣味などに、

 

「やりがい」を感じていますか?

 

 

では、みなさんにとっての「やりがい」って何ですか?

 

 

収入やお金

 

地位や名誉

 

人に喜ばれる

 

 

人それぞれ、いろいろな「やりがい」はあると思います。

 

 

ちなみに僕の場合、

 

〇仕事(医師)

 知識や技術の向上が、患者さんの健康(≒幸福)につながる

 

〇ランニング

 自己限界への挑戦が、純粋に楽しい
 心身ともに健康状態が維持できる

 

〇ブログ

 一人でもいいから記事を見てくれる人の存在

 自分の思考などの整理

 書く技術の向上

 

一部目的とごっちゃになっているところもありますが、

 

だいたいこんな感じになります。

 

 

結局のところ、

 

 

「やりがい」=「幸福の源」

 

 

ということに、「うつ」になってから気がつきました。

 

 

 

 

「やりがい」を得るためにすべき、たった一つのこと

 

 

では、どうしたら「やりがい」を得られるのでしょうか?

 

 

僕なりの答えとしては、

 

 

「自らの本心で決めたことをやる」

 

 

ということです。

 

 

「誰かに勧められたから・・・」

 

「あこがれの人がしているから・・・」

 

といった理由で、何かを始めることを、

 

否定しているわけではありません。

 

 

行動を起こしている時点で、何も行動を起こしていないより、

 

充分価値があります。

 

 

理由がどうであれ、何かを始めてみて、

 

 

「あれ・・・、なんか楽しくないし、やりがい感じないな・・・」

 

 

と思った時点で、

 

 

「今やっていることって、自分の本心で決めたことだっけ?」

 

 

と、考えなおしてみてください。

 

 

もし、「本心で決めたこと」ではないのであれば、

 

今やっていることはやめて、別のことを始めましょう。

 

 

結果的に、「やりがい」を得ることができ、幸せへの近道になるはずです。

 

 

「自己決定」が「幸福への鍵」

 

 

結局のところ、

 

 

「自分の本心で決める」=「自己決定」

 

 

が、「やりがい」や「幸福」にはとても大切です。

 

 

子供の頃や社会人になって間もない時期に、

 

親や先輩から、「あーしろ、こーしろ」と言われることは、

 

もちろんあります。

 

 

それでも、僕自身の人生を振り返ってみると、

 

 

高校や大学の進学先

 

医者という職業の選択

 

診療科(専門)の選択

 

働く場所の選択

 

 

など、人生の大きな節目においては、

 

自分の本心で決めさせてもらえました。

 

 

両親や先輩に本当に感謝です。

 

 

ただし、ここで注意したいのが、

 

「自己決定」したことに対して、反論をしてくる人です。

 

 

さらに、

 

 

「反論の内容が、一見筋が通っているように感じる内容」

 

「反論してくる人が、自分より立場が上、または権力者

 

 

であったりすると、

 

せっかくの「自己決定」が揺らぎ、崩れます。

 

 

またまた、僕の経験話になります。

 

 

「うつ」のはじまりは「不本意な異動」だったと、実感しています。

 

 

異動の話が出た当時、

 

「異動せずに、今の職場で働きたい」

 

ということが、悩みに悩んだ末での僕の本心=「自己決定」でした。

 

 

ところが、「自己決定」に対して、

 

 

「異動しないと、泌尿器科医として、今後この地域で働けなくなる」

 

「異動しないと、今の職場での職務内容を改悪する」

 

「将来的に、今の職場にいても、ポジションはない」

 

 

といった反論攻撃を受け、

 

僕の「自己決定」は粉々にされました。

 

 

この時点で、妻や友人に勧められた

 

「異動も断り、職場もやめる」

 

という選択をすればよかったと思っていますが、

 

当時の僕は、「異動する」という決断をしました。

 

 

その結果、「うつ」を発症し、今に至っています。

 

 

「自己決定」に対して、反論してくる人への対策

 

 

あなたが悩みに悩んだ末に行った「自己決定」を、

 

叩きにくる人へはどう対応したらよいでしょうか?

 

 

答えは、

 

 

「近づかない」または「無視する」

 

 

ということです。

 

 

「世の中に絶対正しい」

 

 

ということは存在しません。

 

 

自分の価値観、正義、常識をぶんぶん振り回しながら、

 

あなたの「自己決定」を壊しに来る人には、近づいてはいけません。

 

それが仮に、10年以上一緒に働いた上司でも、無視してください。

 

 

「常識とは、その人が18歳までに集めた偏見のコレクションのことを言う」

 

アインシュタイン

 

 

 

「自己決定」の反論でよく使われるフレーズ

 

 

「あなたのためを思って、〇〇した/しない方がきっといいよ」 

 

 

こんな台詞をいう人にも、近づいてはいけません。

 

 

「あなたのためを思って」という人は、

 

あなたのことを「本当に思っていない」人です。

 

 

「自己決定」がどうしてもできない時

 

仕事をやめる等、大切な選択で悩んでいる方へ。

 

 

上司や先生もいいですが、「あなたが大好きな人」に相談してください。

 

 

異動の件で、僕が「僕の大好きな人」に相談した際、

 

全員が「異動に反対」でした。

 

 

悔やんでも悔やみきれないことですが、

 

時間は前にしか進みません。

 

 

明日も色々迷いながらも、

 

最後は自分の本心に従って、丁寧に過ごしたいと思います。

 

 

今日もありがとうございました。